ドラゴンクエスト2 〜悪霊の神々〜



世の中と仕事に疲れきった7月21日。
地下鉄の中でふとiアプリを起動させて、何気なくプリインストールされたドラゴンクエスト2を起動させました。





FC時代のこのゲームを、うちは小学生の時にやってました。
このゲームの最大の敵は、ハーゴンでもシドーでもなく――











復活の呪文





だったのではないでしょうか?
……だれだ、あんなシステム作ったのは…。おかげでクリアできなかったじゃないか…(←結局してない。)
一体どーゆー仕組みでセーブされていたのか、今更ながら気になります。


そんな微笑ましい(?)思い出を甦らせつつ、携帯で主人公――ローレシアの王子の名前を決めます。
まぁ、いつもながら名前は「ルリ」で。
しかしこのプレイ日記では王子で通します。


なんか、今の時代では懐かしく感じるドット絵な画面の中、ムーンブルクの王女と王様は中庭でなかよく話をしていました。
しかし、その団欒の時を邪魔するハーゴンの軍勢。
王様は王女を地下へと逃がし、情けない悲鳴を上げて魔物に殺されてしまいました。
……ドラクエの悲鳴っていつも「ぎょえーっ!」のような気がします…。


結局、城の兵士がどんどん死んでいく中で、たった1人ローレシアへと急ぐ兵士。
体中ボロボロになりながらも、長い道のりを歩き、ローレシアにたどり着いた兵士は、いきなり倒れました。
こんなボロボロでよく魔物に襲われなかったな…と感心しつつ、兵士は傷の手当よりもローレシアの王様に会うことを優先します。
ムーンブルクの兵士を支える門番。
「城のみんなに気づかれては騒ぎになる」とできるだけ内密にしようとする門番ですが――








街に入った時点で道具屋と宿屋のおじさんに見られてる。





この状況で内密にするなんて不可能もいいとこです。


ローレシアの王様にムーンブルク襲撃の報告をして息絶えた兵士。
王様は立ち上がり、隣に座っていた王子に言います。


「聞いたか?王子」
はい、聞いてましたよ。


「そなたもまた勇者ロトの血を引きし者。そのチカラを試される時が来たのだ」








なるほど……って、








ええーっ!?Σ( ̄ロ ̄lll)


なんですか?そのいきなりにも程がある急展開!
事態についていけない王子には目もくれず、王様は続けます。


「悲しんでる暇はない。
 旅立つ覚悟ができたなら、わしについてまいれ」


我が道を進み、先に階段を降りていく王様。
覚悟なんてできるような時間はなかったのですが、文句を言っても始まりません。
何よりもうすぐ乗換駅に着くので、急いで階段を降りていきます。


下で待っていた王様。その横には宝箱。
おおっ!息子の旅立ちだものね。王様も餞別をくれるみたいです。

餞別まで用意してくれた王様は、声高々に言いました。

「サマルトリアの王子とムーンブルク王女とチカラを合わせ、邪悪なる者を滅ぼしてまいれ!」








…………1ついいですか?








王子がロトの血を引いてるなら、その親であるあなたは王子よりもロトの血が濃いんでしょ?








だったらあんたが行けよ!!(#゚皿゚)ψ





いきなり魔王を倒して来い!って言われたって、世の中の王子は「はい行ってきます!」なんてこと言うわけないじゃないですか!!

しかし、文句を言ったって始まらないので(2回目)、王様の用意してくれた宝箱を開けてみます。








「王子は銅の剣を手に入れた

 50ゴールドを手に入れた」









しょぼいよ、父上…(゜ロ゜)





とても一国の王様が息子のためを思って用意してくれたものとは思えません…。
軍資金は薬草5個分。革の盾すら買えないという、ローレシアの財政状況が実に心配になるものでした。


文句を言っても始まりません(3回目)。
世の中の厳しさを知った王子は、自分で軍資金を稼ごうと外にいるスライムと戦い、
世の中の厳しさをさらに知ることになるのです。
(↑ようは死にかけ、さらに宿屋で金を取られた)


がんばれ!王子!щ(゚Д゚щ)そいや!
世間体の辛さを勉強しながら、まずは――
迷子の王子を探しに行くのだ!!(すごい範囲で迷子してますよね?あの方)


続く――








って、続きませんよ!!





こんな急展開な出だしのゲームが、昔は普通だったんですね…。
それを疑問に思うことなく信じきっていたんですから、うちも汚れたものです( ̄ー ̄)


普通のRPGなんだから完結できるだろ?と思ったのですが、家で携帯のゲームやるのは何か間違ってませんか?
電車の中でやってもいいんですが、メモ取れないので、この日記は隠れ日記として収納しました。
絶対絶命都市以上に内容のないプレイ日記でしたが、お付き合いありがとうございました。



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