このゲームは2007年2月22日にでたSIMPLEシリーズのゲームです。 ゲーム自体は12禁なのですが、 家庭内害虫はもちろん―― 全世界の95%の人間は嫌いであろうと思われる虫 が大量に出てくるゲームです。 例を挙げれば、カエルやムカデ、ヒルとか蜂とかです(ほんの一部です。まだまだ続々出てきます)。 プレイ日記の中でもそれらの虫たちの名前は普通に出てきますし、戦って虫がどうなったかの場面までしっかり書いてます。 なので―― 虫とかグロいの嫌いな人は今ここで引き返してください。 虫やホラーなんて全然平気!なお方や、店主のヘタレっぷりを見てみたいなんて奇特なお方、はたまたこのゲーム気になってるんだけどどんなもんか知りたいなんて勇気のあるお方はそのまま下にスクロールしてください。 警告はしましたよ?? |
聞けばゲームは買ったけどやってない人が多い WILD ARMS 5thが終わってから、何かやるゲームないかな…?と物色していた時に、前々から気になっていたこのゲームを手に取りました。 RPGで気になる新作が出ないし、安いからなぁ…とレジに直行しました。 夜、ご飯を食べてから腰を落ち着けてプレイ開始。 まずは主人公の独白から。 「不気味な事件に巻き込まれた時のこの話を、信じるか信じないかは自由」らしいです。 東京のエリソン学園の生徒、水咲エリカは学校に携帯を忘れて怖いのを我慢して取りにいきます。 明日にすればいいのに…というプレイヤーの意見はもちろん無視。 どうやら今日は大事な電話がかかってくるので、早く携帯を取り戻したいみたいです。 動かせるようになったのでちょろちょろ廊下を走ってみると、すごい動きづらい。 いや、動きが悪いと言うわけではないのですが、カメラが固定されているので進む先が見えなかったりするのです。 …………見えない先から虫が襲ってきたなんてことになったら怖いな………。 まだ虫どころか主人公以外の生き物が一切出てないのに、怯えてるヘタレがここにいます。 携帯を置き忘れた自分の教室に入ったエリカ。 いきなり携帯の着メロが響きだし、今日かかってくるはずの大事な電話だと慌てます。 んが、そこにいたのはでっかいウサギ。 ウサギはエリカの携帯を持ってどこかへと逃亡します。 なんとなく「不思議な国のアリス」をパクってる話のようですが、エリカは音楽室でウサギを見つけ、ウサギが飛び込んだ鏡へとエリカも入っていきます。 鏡が抜けた先は不気味な森。 それでも携帯のためなら…と、エリカは森の中を進みます。 ウサギが落とした手紙と木材を拾い、暗い森の中を進むと―― 向かい来る蜂(大群) ひいぃ――っ!! C≡(/TДT)/ そりゃ「大量地獄」ってタイトルだから、大量に襲ってくるのはわかってましたが、 蜂は1匹だけでも地獄だわ!! 虫にまとわりつかれるとエリカの鳥肌ゲージが上がり、MAXになると失神してゲームオーバーというのがルールです。 まとわりつかれたらレバガチャで虫を引き離し、逃げて落ち着かなければいけないのです。 蜂は△ボタンでしゃがみながら移動すると、頭上には飛んでいますが、まとわりつくことはないので、安全に進むことができます。 虫たちは自分たちのテリトリーがあるみたいで、そのテリトリーに入ると襲いかかってくるみたいです。 つまりはテリトリーにさえ入らなければ動かないということ。 できるかぎり虫を避けていくのがルールなんでしょうが…… エリカの行く先に蠢いている大量のクモ。 とりあえず進んでみると、やっぱりクモたちがエリカに向かって飛びかかってきます。 虫が怖くて愛媛に住めるかーっ! ※住めます。愛媛に住んでる人、またはこれから住もうとしてる人、誤解しないでください。 とりあえず、ジャンプして踏んづけると虫は気絶するみたいなので、クモに向かってジャンプ! くちゃ…… リアルな音が耳元で響きました。 ※イヤホンで音を聞いてます。 踏んづけられて気絶するだけの虫というのもすごいですが(普通は死にます)、それよりすごいのは気絶した虫を捕まえて虫の大群に投げつけるエリカ。 まとわりつかれたら鳥肌が立つのに、気絶した虫をぶん投げるのは平気なようです。 プレイヤーの心が乗り移ったかのようにクモを踏んづけ、ぶん投げていくエリカ。 バッドを手に入れてからは「なんなのこれぇ…」とか「誰かいませんかぁ…?」とかつぶやく割に見事なフルスイングで虫をふっ飛ばしてます。 携帯のためなら女子高生は火事場のバカ力を発揮するみたいです。 狂林地獄1丁目、2丁目、3丁目と来て、どうやら斧と小屋の鍵が必要だとわかったエリカは、各地に落ちてるアイテムを手に入れ、一番奥の広場へと入ります。 広場の中には蜂とクモが大量に蠢いてます。 とりあえず、地図を確認してウサギのいる場所を確かめながら進んでいると、ゴルフクラブを拾いました。 金属なだけあって、バッドや木材なんかよりは丈夫なようです。 武器をゴルフクラブに持ち替え、さっそくウサギを発見。 まだ携帯を持っているらしく、かすかに着メロも聞こえてきます。 とにかく、あのウサギを捕まえないことには先に進めません。 が、捕まえ方がわからない。 エリカの右手にはゴルフクラブが1本 …………………(・_・ )………………………… これで殴ればいいか?( ̄∇ ̄) 自ら地獄を生み出そうとしているエリカ――もとい、プレイヤー。 ウサギはそろ〜っと近づいて、ある一定の距離になると捕まえるコマンドが出るのでそれで捕まえればよかったみたいです。 捕まえては見たものの、どろんっと姿を消していくウサギ。 そのたびにまた地図を確認して移動しないといけないのですが……蜂やらクモやらもわらわらついてくるので、まとわりつくたびに撃退しないといけません。 手に入れたクラッカーで気絶させたり、走って逃げたりを繰り返してると、クモが1匹エリカの後ろをついてきます。 ええいっ!邪魔すんな!と言わんばかりに○ボタン―― スコーン! ナイスショット!d(゚∇゚;) プロもびっくりなきれないスイングでクモを空の彼方へとふっ飛ばしました。 バットの振りといい、ゴルフクラブの握り方といい、この女子高生、只者ではありません。 3回目でようやく小屋の鍵を手に入れたエリカ。 3丁目の小屋に行くためには、途中にある橋を陣取ってるクモの大群をどうにかしないといけません。 突っ込めーっ!C≡(/゚Д゚)/ ゴルフクラブを構え、クモへと突っ込んでいくエリカ。 エリカに気づいたクモたちを踏んづけ、ゴルフクラブでブッ飛ばし、小屋への道を開きます。 んが、やっぱり女子高生。 虫が一匹でも体にまとわりつくと、鳥肌が立って動けなくなります。 レバガチャで虫を引き離せばいいのですが、そうこうしてる間に次の虫がひっついてくるのでいつまで経っても動けないというコンボを喰らいます。 そしてこのゲーム、一番辛いのが虫が死なないということ。 気絶させてもまた復活して襲いかかってくるのです。 だから、このゲームの原則は―― 逃げまくって捕まらないようにすること だったりします。 決して虫をホームランしたり、髭のおっさんもびっくりな踏みつけで気絶させた後投げるゲームではないのです。 小屋の鍵を開けて斧を手に入れたエリカ。 木を切る以外の用途で使う斧と説明にはあるのですが…… 虫を撃退するのには使っちゃダメですか? 斧を片手に進む女子高生……こっちの方が怖い……(((( ;゚Д゚))) 斧も手に入れたので、2丁目の橋を切り倒し、先へと進むエリカ。 奥に行くと、モ○ラ並みのでかい蛾がエリカに襲いかかってきました。 最初は、どうやってダメージを与えればいいのかわからないので、ゴルフクラブを持って巨大な蛾に振り回していました。 しかし、ダメージが一切与えられず、困っていたところを小さい蛾(それでもリアルと比べたらかなり巨大ですが)と燐粉にやられてゲームオーバーしました。 よくわからずにバッドに持ち替えて小さい蛾を追い払っていたら―― 追い払った蛾がボスに当たってダメージ喰らってる 対処法はわかりました。 小さい蛾をバッティングセンターのようにブッ飛ばし、ボスに当てればいいのです。 たまにまとわりつかれたときは急いで引き離し、気絶して落ちた蛾はゴルフクラブで吹っ飛ばす。 しかし……エリカの振るバッドの届く範囲がやたらと広いんですが……明らかにバッドが届いてない位置の蛾も吹っ飛んでます。 そんなこんなでボスのHPはだいぶ減りました。 しかし、気持ち悪い上にアクションヘタなプレイヤーがこれ以上耐えれるわけがなく―― 秘密兵器を取り出しました。 喰らえ! 殺虫剤!ぷしゅうぅぅ〜!! どれだけでかくても所詮は蛾。 殺虫剤には勝てないのか、残りHPがみるみる内に減っていって絶命しました。 突如現れた鏡に飛び込み、学校へと戻ってきたエリカ。 携帯は取り戻せてないので、またウサギを探しにゴルフクラブ片手に校内を走り回ります。 第1章    完 というわけで、こんな感じのゲームでした。 もうなんというか、操作やルール自体はシンプルなのですが、グラフィックがきれいすぎてキモい。 虫とかイヤにリアルですからね。 なんとか1章終わることができましたが、難易度ノーマルの1章でこれじゃ先が見えているというものです。 続けてプレイ日記を書くかどうかは管理人の精神次第…ということになりそうです。 とりあえず、水咲エリカに言いたいことはただ1つ。 今時、携帯なんて(機能やデザインを選ばなければ)1000円以下でも買えます。 大事な電話がかかってきたから取り戻そうとしてるみたいですが、1章を終えるのに30分以上かかりました。 きっともう電話切れてる。 不在着信は残っているでしょうが、今体験したキモち悪さと天秤にかけてまだ携帯を取り戻そうなんて普通は思いません。 とにかく、何が言いたいかというと…… 携帯はあきらめてください。 以上です。 |