幻想水滸伝5   


全員が腹黒く見えてしょうがない。


闘神祭が終わってソルファレナへ戻った女王一家。
休む間もなく、王子はリムの婚約の儀を迎えるためのしきたりとやらを手伝うことに。
ギゼルへの対抗策はどうするのかと思いきや、大人たちがいろいろと策をめぐらしているみたいです。

完全に蚊帳の外に置かれている王子は、リムを連れて東の離宮へと向かわなければいけないみたいです。
その前に、仲間たちの武器を鍛え、道具やら装備を整えます。
ここで紋章屋さんに行くと、ゲーム開始早々に神の領域に達したナイスバディを拝むことができます。
とはいえ、ムービーが入ってるわけじゃないので、詳しい姿は見ることができませんが…あのサイアリーズが負けを認めたのですから、相当なものですよ。


いつ仲間に入ってくれるんだろう……。


準備が整ったので、東の離宮とやらへ行きたいのですが……東の離宮ってどこにあるのですか?
このゲーム、街が大きすぎな上にかなりの数の分かれ道があって、道が覚えられないのです!
王子とリオン(+その他大勢)はソルファレナを走り回り、間違えて外に出てしまって、離宮が本当に離れた所にあることに気づくのは、それから10分後のことです。


外といってもそんなに遠くはないので、あっという間についた東の離宮。
まずはあちこちに落ちてる宝箱をあさっていきます。
んが、とある時から出てくる「持ち物がいっぱいです」の警告。
えー?持ち物制限があるんですか?そんなの取説に書いてないですよ!?(←ただし、ちゃんと読んでない可能性あり)
しかたなくアイテム欄を見てみるとものすごい数並んでる「おくすり」と「毒消し」
……大人買いも考え物ですね。


宝箱をあさり、チーズケーキをもらった後に、封印の間へと到着した王子一行。
黎明の紋章は2年前に強奪されているので、黎明の紋章の祝福と言っても部屋に入って出てくるだけでOKなんだそうです。
最初はそんな適当でいいのか?と怒っていたリムも「簡単なほうが楽でいいしの」と現代っ子のようなセリフを口にし、兄に笑顔で告げるのです。








「兄上、参るのじゃ」








1人で行くんじゃないんかい!?





あ、兄上はまだ結婚の予定も婚約の予定もないから祝福はいらないんだけど……。
どっかから突っ込みが入るのかと思いきや、封印の間は王族の人間なら入っていいみたいで、当然のように王子とサイアリーズが入っていきます。

何もない封印の間で、儀礼的な礼をしていたら、後ろに現れた黒衣の美女。
「黎明の紋章はまだ見つからないのか?」と尋ね、見つかってないとわかれば「人間なんかに管理を任せるから……」とグチをこぼす黒衣の美女。
この時点で、彼女は自分が人間じゃないと断言したようなものです。
かなり上から物を見てるような口調にキレるリムですが、何かを感じたサイアリーズが「あの女はヤバイよ」とリムを止めます。






うん、確かにヤバイよ……








あのハミ乳は!!


どこ見てんだ!と怒られそうですが、カメラが思いっきり胸を捕らえてましたよ?
雑誌のキャラを見る限り、露出1番はやっぱりジーンさんなんでしょうが、この美女もなかなかのものです。


………キャラデザインの人は巨乳が好きなんでしょうか…?


消えた黒衣の美女の行方を捜すことはできず、そのまま儀式のために聖地ルナスへ向かうことになった王子一行。
北がどっちなのかはよくわからないので、とりあえず道なりに進むと間違えてました。
回転橋は回せないということで、そのまま急傾斜の山を全力で駆け抜ける王子
同行しているリムスレーアの体力が非常に心配です。

草をかきわけ進んでいると、出会ったのは「もさもさ」。
名前は全部もさもさなのに、色がとってもカラフル
1匹やたらと強いのがいるだけで、たいして苦労はしない敵なのですがね。


そんなこんなでようやくたどり着いた聖地ルナス。
6人を迎えに来たのは斎主の補佐をしてるイサト。
少なくとも、川に混じる砂金を食い入るように見ていた6人を怪しむようなことはしないみたいです。

町のみんなが「斎主様に会ってください」と言うので、一番大きそうな部屋にいる斎主様に会うことに。
入ったとたん抱きつかれる王子とリム。
どうやら母上やサイアリーズの従姉妹みたいですが、性格は完全に違うっぽいです。


リムが儀式の準備をしている間に暗〜い話を聞き、リムの水浴びを覗かないよう水浴びの場から追い出され――


水浴び場に行こうと思ったらリオンに叱られた王子が1人。


いや、別に興味があったわけじゃないですが、何かイベントが起こるかな〜と思いまして……(言い訳)。


リムの水浴びが終わるまでヒマだな〜とか思ってると、何やら北の森から光が。
だれもいないはずなのに…と光の正体を確かめようとするイサトに協力しようとする王子。
本当にいろんなコトに首を突っ込んでいきます。

とりあえず光の正体を見極めようと、暗い山の中をえっちらおっちら上っていく王子とリオン。
一生懸命上っていく途中で――


でっかい斧持ったうさぎが2匹と出会いました。








なんて猟奇的メルヘンな敵…(゚д゚;)





いや、ドラクエとかで斧持ったドラゴンとか、スコップ持ったもぐらとかいましたけど、このうさぎは見た目ふわふわもこもこでかわいらしいので、ちょっとミスマッチ…。
おまけに、どんな攻撃してくるのかと思いきや、思いっきり斧をぶん投げてきます
ある日森の中で出会うクマさんより恐ろしいです。
いやはや、それにしてもかなり芸達者な敵で……。


斧持ったうさぎをばっさばっさとなぎ倒し、山の上にいたのは砂金泥棒。
いろんな意味でおバカな親子は、ラフトフリートとかいう一味の一員で、明日王子たちが連れて行くことになりそうです。
行動は明日からということで、ルナスに泊まる王子たち。
寝ていたらリムが王子の部屋にやってきます。
当然のごとくいっしょに寝てる王子(というか、その選択肢を選んでるプレイヤー)。
いや、だからですね、こんなかわいらしい妹は現実に――(以下同文)


いくら国の平和のためとはいえ、婚約のための儀式をしていたリムを寄り道させたら母上がまた暴走するんじゃないのか?というプレイヤーの疑問を払拭するがごとく、強制送還されるリム
リムとミアキスと別れ、王子はバカ親子を送還するべく、ラフトフリートを目指します。


そして迷子してる王子たち
今度こそ回転橋を回すんだ!とか思ってたら回ってくれませんし、じゃあ道なりに戻るか…と戻ってみれば離宮に着きます。
川沿いに進んでいけば船があることに気づくのは5分後です。


ラフトフリートは船をつなげて作った町のようです。
こんなタコ足配線状態で航海ができるのか非常に心配になるくらい繋がっている船。


どこに何があるかわからんっつーの!!


行けども行けども船で(当たり前なんですが…)、鍛冶屋や防具屋がどこにあるのかさっぱりです。
それでも買い物と宝箱回収を完了し(←こんなことしてるから時間が足りなくなるんだ…)、ようやくたどり着いたラフトフリートのえらい人が住んでる船。
風呂場があることを考えるとここがいつか本拠地に――もごもご。

ずいぶん豪気なおばあちゃんと話し、魚100匹さばくお仕置きを見た後、即行で帰る王子たち。
だってもう全員と話したし、宝箱も回収済みだし…。


太陽宮から帰ると、優しい言葉をかけてくれる母上。
もうなんていうか、これからすごいこと起きるからねというような意味ありげな言葉を告げ、後ろから抱きしめてくれる母上。
真っ赤になって出て行く王子を咎めることはできません。


いくら自分の母親だからって、








あの胸は刺激強すぎ





だと思いますから。
え?王子はそれこそ現代なら反抗期まっさかりの年齢だから、母上の真摯な愛情に照れてるだけですって?


夜に電気もつけずに、父上とゲオルグの怪しい会話。
そしてリムの婚約の儀が行われるのです。


ようやく始まった婚約の儀で、いつもと同じ服装な王子とリオン
いや、リオンは騎士見習いだからかもしれませんが(他の女王騎士もいつもと同じ服)、王子くらいはちょっと着飾っても……。
動けるようになったので、みんなと話してみると、リムの横に控えていたミアキスの

「『妹は僕のものだ!』って暴れたらうけますよ?………まぁ、それよりすごいことするんですけど…」

の言葉に、騒ぎでも起こす気か?あの娘は…とか思ってたら、上には上がいました。
母上に話しかけると――


「もっとにこやかな顔をしなさい………今だけは








本当に何する気!?Σ( ̄ロ ̄lll)





完全に蚊帳の外に置かれている王子とリオンには何がなんだかよくわからないまま、パーティに出席してる人たちの心の奥に秘めた真の言葉に怯えています。
本当に蚊帳の外に置かれているのはリムだったりするのですが、人の恐ろしさを知った王子は父上に話して早めに引き上げることにしました。


婚約パーティが終わって、いろんな所で不穏な動きを見せ、深夜――王子の部屋に忍び込む影1つ。
影は寝ている王子を一刀両断にしようと腕を振り上げ――


ベッドの中から出てくるリオン








若き乙女が男のベッドで何を――っ!?


もう頭が腐りきってるうちです。
影は王子を殺しにきた刺客のようで、王子側も刺客が送られてくることを予想していたみたいです。
そんなこんなで、刺客とバトル開始です。

とはいえ、リオンとの協力攻撃とサイアリーズの風魔法をぶっぱなして2ターンで終わった刺客とのバトル。
「化け物みたいに強いじゃないか…」とつぶやくサイアリーズですが、その両腕でも隠しきれない胸の持ち主であるあなた(と母上)こそ化け物だということに気づいてほしいです。


刺客が来ることは予想していても、その強さが予想違いだったことに気づいた王子たちは、母上やリムを助けるために謁見の間へと向かいます。
何故か上からの扉では行けれなかったので、しかたなく階段を降りると、ギゼルのお付と、いつぞやの闘技奴隷が待ち構えてました。
どうやらこの2人、リオンのことも知っているみたいですが、そんなことはお構いなしに襲いかかってきます。






勝てるか!あんなのに!!





ドルフ&キルデリク戦での感想です。
いくらなんでも強すぎ。こんなことなら、さっきの刺客相手にサイアリーズの魔法使うんじゃなかった…。
キルデリクがもうちょっとで死ぬ!というところで、とどめをさされた王子。
身代わり地蔵を持たせていたことに気づいた瞬間でもあります。
身代わりになってもらったとはいえ、回復なんかできるはずもなく、そのまま3人とも倒れてしまいました。
でもキルデリクを瀕死状態にまで追いやったってことは、もうちょっとレベル上げとけば勝てたかも……。


逃げることもできなくなった王子たちを助けに来たのはカイルとゼガイ。
あんた今までどこにいたっ!?Σ( ̄ロ ̄;)
そいえば、ソルファレナに牢屋とかあるんですかね?
ゼガイのことなんてすっかり忘れてましたよ(ヒドっ!)


結局、太陽宮から逃げることにした王子たち。
途中合流したゲオルグの話によると、母上と父上は亡くなったらしいです。
リムにはミアキスがついてるから…と、もうゴネてもしょうがないので、素直に逃げる道を選択します。


騎士のお部屋の隣の壁から抜け道を作り、小舟で太陽宮から逃げ出す王子たち。
なんか…どっかで見たような風景にデジャヴを感じながら、太陽宮を後にします。






あ、どっかで見たような風景…なんじゃなくて、幻想水滸伝って主人公全員が国から追い出されるんだったっけ?
とりあえず、紋章の力で光り輝く太陽宮を見ながら、叫びます。








今度はボコるぞ!ゴドウィン!!





……なんでギゼルじゃないのかというと、ギゼルって中ボスって感じがするからです。



……あくまでうちの偏見ですけどね。



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